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資金の活かし方がよくわかる!多摩で始める制度活用と交流の場


はじめに

9月24日 (水)、オープンイノベーションフィールド多摩国分寺館にて、「資金の活かし方がよくわかる!多摩で始める制度活用と交流の場 」が開催されました。
補助金・助成金・融資などの制度は多くありますが、大事なことは「制度を知る」だけではなく、「得た資金を経営や事業にどう役立てるか」。
今回は、広告・イベント業から地域に根差したクラフトビール製造業に進出し、今なお挑戦を続けている株式会社スイベルアンドノット代表取締役の見木久夫氏を講師に迎え、実体験に基づいた経験を熱く語っていただきました。



資金の活かし方における大切なポイント

・補助金=収入ではない
・使用用途を明確にすることが重要
・資金は命綱と考える

補助金などの制度は、「事業をはじめるために使う」のはもちろんですが、より重要なことは「はじめた事業を長く継続させるために使う」ことであり、その場しのぎでなく、未来を見据えて活用していくことが、何より大切だとおっしゃっていました。

挑戦することの大切さ「経営者としての覚悟」

見木氏にとって、クラフトビール製造事業は全く経験のない未知への挑戦だったそうです。イベント事業も順調に推移している中で、なぜ?そのような挑戦をしたのでしょうか?

それは既存事業だけに固執するのではなく、あらゆる変化を想定して、様々な可能性を伸ばし、利益を生む事業を育てておくことが企業の安定につながるという信念があったからでした。

新しい事業もただ単に「新しいことをやればいい」というのではなく、


・「地域の名産を創ること」

・「商品の特色を出せること」

・「自社で完結できること」

・「他が参入しづらいこと」


というコンセプトやビジョンを明確にして、1つ1つ取り組むことで成長させていったそうです。現在もなお、挑戦を続けている見木氏の言葉は迫力があり、参加された方々も熱心に講演を聴かれていました。



2.経営者と直接語る 「活発なネットワーキング」

講演終了後は、参加者から多くの質問が寄せられました。経営者と直接話せる距離感の中で、終了時間まで議論が続くほど盛り上がりました。



まとめ

本イベントは、知識を得るだけでなく、実際の体験談やディスカッションを通じ、参加者からは「制度の知識だけでなく、活用の仕方や考え方が学べた」「経営者の生の声が参考になった」といった声が多く聞かれました。



株式会社スイベルアンドノット
代表取締役
見木 久夫 氏

【経歴】
・多摩美術大学卒。株式会社スイベルアンドノット代表取締役。持続性を重視した企業間連携の地域活性化や、企業のPR/地域戦略に取り組む。
・日本最小クラスのビール醸造所「26K BREWERY」、ショッピングセンター内ビール醸造所「YUMEGAOKA SUNDAY BREWING」、パンの研究室をコンセプトとしたベーカリー「gout gout yumegaoka」を運営



今後もオープンイノベーションフィールド多摩では多摩地域の中小企業の皆様にとって有益な情報を届けてまいりますので、足をお運びください。


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