「TATAMEL BIKE(タタメルバイク)」開発者の生駒崇光さんに、大手玩具メーカーを退社後、自分の子供の頃の夢を形にするために、独立して商品化に至るまでの経緯や背景を、実体験を交えてお話しいただきました。2部構成で開催したイベントのレポートをお届けします。
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■目次
1. セミナーの概要
2. 生駒氏と「タタメルバイク」誕生秘話
3. 参加者と共に創るアップデート開発セッション
4. オープンイノベーションの成功事例
5. まとめ
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1.セミナーの概要
OiF国分寺館で行われたセミナーでは、株式会社ICOMA代表取締役の生駒崇光さんに、「TATAMEL BIKE(タタメルバイク)」の開発ストーリーを中心に、子どもの頃の夢をどう形にしたのかを語っていただきました。
また、参加者同士が直接交流する開発セッションも実施され、ものづくりの未来を共に考える場となりました。
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2. 生駒さんと「タタメルバイク」誕生秘話
生駒さんは、大手玩具メーカーやスタートアップでの経験を経て、子どもの頃に描いた「折りたためる乗り物」を具現化しました。
「駐車場不要のバイクを作りたい」というアイデアからスタートした「タタメルバイク」は、コンパクト化を実現するための、トランスフォーマーにインスパイアされた設計が特徴的です。
この斬新なプロダクトは、単なる移動手段に留まらず、ユーザーの個性を表現するツールへと進化しました。
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3.参加者と共に創るアップデート開発セッション
第2部では、「タタメルバイク」の現物を使い、参加者と開発者が直接ディスカッションをしました。
新たなアイデアを募り、現場での実践的な技術交流が行われました。
「こんな機能が欲しい」「この部分を改良したい」など、参加者の声をプロダクトに反映させる仕組みは、製品開発における理想的なアプローチと言えます。
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4.オープンイノベーションの成功事例
「タタメルバイク」の開発過程は、オープンイノベーションの好事例です。
• SNSでの発信とフィードバック: Twitterでの投稿が大きな反響を呼び、ユーザーの生の声を製品に反映させることができました。
• 異分野からのアイデア活用: 玩具デザイナーの視点とモビリティ技術の融合を実現できました。
• カスタマイズの自由度: 個性を反映できるデザインが多様なユーザー層を惹きつけました。
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5. まとめ
生駒さんの情熱とクリエイティブな挑戦が詰まった「タタメルバイク」のストーリーは、ものづくりに関わる全ての人々に大きなインスピレーションを与える内容でした。
オープンイノベーションを実践することで、プロダクトがユーザーと共に成長する可能性を感じることができたイベントとなりました。
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これからも、さらなる創造の場となるようなイベントをご用意します!
今後のOiF主催イベントにもぜひご期待ください!