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SNS活用の基本原則から実践的な発信術まで


3月14日、オープンイノベーションフィールド多摩 八王子館で、自社の製品やサービスに自信があるけどどうやって外に発信すればよいかわからない方や、自分の会社をいろいろな人に知ってもらい興味を持ってほしい方へ向けて、セミナーイベント「SNSのビジネス活用術:Ⅹフォロワー21万人超えの中の人がこっそり教えます」 を開催しました。
講師の奥山新也氏は、オクシンさんとしてのⅩ(旧Twitter)フォロワー21万人、累計表示回数6億回、累計いいね獲得数640万件を超える過去データで得た経験を元に、ビジネスにおいても必須のツールとなったX(旧Twitter)の活用のポイントや中小企業のための情報発信術、実際の成功体験、中小企業がどのようにX(旧Twitter)を活用していくべきかについて、具体的な事例を交えながらお話しされました。このセミナーをレポートいたします。


■講師紹介

株式会社エムフロ 執行役員
奥山 新也 氏

2003年:大学卒業後 警視庁に就職
2005年:起業 ⇒ 失敗
2006年:株式会社エムフロ へ バイト入社
2012年:執行役員就任
2019年:SNS活動開始
2021年:Twitter支援事業開始

X(旧Twitter)を中心にSNSを活用し、採用、営業、広報を中心に活動。
・X(旧Twitter)フォロワー数:21万
・インスタフォロワー数:1.7万
・TikTokフォロワー数:3.1万



■プログラム

・SNS活用の基本原則
・Ⅹ(旧Twitter)での成功体験とノウハウ
・中小企業のための実践的な情報発信術
・SNSを活用した企業活性化の具体的なメリット
・参加者との質疑応答




■セミナーのポイント レポート

【Ⅹ(旧Twitter)活用の基本原則】
■ユーザーにとって有意義な時間となることを心がける
時間を無駄にしたと感じさせないこと。
有意義とは有益になるということ。

■見る側の気持ちを考えることを心がける
  見て、「良かった」「笑った」「感動した」「学べた」など感情を動かすことを心がける。  
  画像を掲載する場合は、画像にあることをテキストで書かない。
  文の長さは短文が良いとは限らない。長文が読み手に気持ちに刺さるときもある。
  動画を投稿する場合は最初の2秒が大切、自己紹介は後、先に「今日はこの話します」の予告。

■宣伝しないことを心がける
 宣伝を封じて、見る側にノウハウなどを提供し続ける。
 その上で、たまに宣伝をすると効果がある。

■フォロー率を向上させるためには
 タイムラインとプロフィールとポスト内容がシンクロすると効果が出る。
 プロフィールのコツは、「何の発信か」「「自分が誰か」「ユーザー巻き込み型」「オチ」の4点。
 読む側は4か月前の投稿内容は忘れているので、4か月後に同じ内容を再度発信する。

【Ⅹ(旧Twitter)の成功体験とノウハウ】
 自己紹介は伸びるが継続ができない、自己紹介に似せた他己紹介をする。
 経営者は3,000フォロワーを集める目標を立てて担当者が3か月間は向き合うことを見守る。
 SNSの140文字は作品。一番目に大事なこと「キラーワード」を書く。

【中小企業のための実践的な発信術】
 社員へのリテラシー教育は必要。
 ビジネスメッセージの発信時間は、6時(通勤時間)12時(お昼時間)19時(仕事終わり)。
 あらかじめ下書きを作っておくとよい。
 土日は緩めの内容を発信する。
 中学生を読み手に想定してわかりやすく書く。
 インプレッション数が高く、プロフィール閲覧数も高いⅩほど、フォロワー数を増やすⅩになる。




■まとめ

奥山氏は、セミナーの最後で「Ⅹ(旧Twitter)に正解はない。最適解  ならある。自分でも今  もテストし続けている」という発言で締めました。フォロワーが21万人もいる方からの深いコメントでした。
今後もOiFでは、様々な内容のセミナーやワークショップのイベントを企画してまいりますので、皆様のご参加をお待ちしております。



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