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3Dプリンターで広がるビジネスの可能性!6/12開催「ヨルラボ」イベントレポート


3Dプリント技術に興味があるクリエイターや導入を検討している企業の方々を対象に、実際の体験を通じて知識の共有や技術交流、そして新しいビジネスチャンスの創出を目指して開催しました、3Dプリント体験コミュニティイベント「ヨルラボ」のレポートをお届けします。

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■当日のプログラム
・ファシリテーター自己紹介
・実践① データを作る
・実践② プリントをスタートさせる
・実践③ 出来上がりを待つ
・まとめ
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■ファシリテーター自己紹介


3Dプリント師/YOYOMAKER/プロトタイプラボ開発アドバイザー 
東方 秀樹(トウホウ ヒデキ)さん


本イベントのファシリテーターは、3Dプリント師であり「YOYOMAKER」の創設者、そしてOiF国分寺館1階プロトタイプラボの開発アドバイザーでもある東方秀樹さんです。

東方さんは、かつてプレイヤーとしてヨーヨー競技会に参加していた時に3Dプリンターに出会い、「自身が考えた最強のヨーヨーを作りたい!」という思いから独学で技術を習得し、個人ブランド「YOYOMAKER」を立ち上げました。
東方さんが製造したヨーヨーやグッズは、累計10,000個以上を出荷しています。

東方さんが活動を開始した当時、3Dプリンターに関する日本語での情報が少なく、自身の経験から得たノウハウを発信するYouTubeチャンネルを立ち上げたことで、業界内で「3Dプリンターといえば東方さん」と言われるほど有名になり、早い段階で3Dプリンターの活用を普及させるためのワークショップを主催するようになったそうです。

3Dプリンターの可能性「3Dプリンターは掛け合わせ」

「3Dプリンター」×「好きなもの」、この掛け合わせで可能性が広がると、東方さんは言います。
東方さんが「自分が考えた最強のヨーヨーを作りたい」と思って3Dプリンターに取り組んだように、大事なのは、自身が考えた理想のもの、最高のものを作りたいという情熱です。
そして、真剣に取り組んだ結果から生まれた成果物を、第三者に喜んで使ってもらえた時の達成感は格別なのだそうです。

また、東方さんは、本業を持ちつつ情熱とアイデアを持って活動している3Dプリンタークリエイターがたくさんいるので、そういった人たちがつながるともっと面白いことやイノベーションが起こるのではないかと考えていて、「ヨルラボ」もその一環になればとの思いから講師を引き受けたとのことでした。


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■実践① データを作る

記念すべき「ヨルラボ」第1回目で参加者の皆さんが3Dプリンターで作成にチャレンジしたのは、2~3センチサイズのネームプレートでした。

事前準備として、各自のPCやタブレットに3Dモデリングができる「Tinkercad」とスライサーソフトウェア「PrusaSlicer」の設定をお願いしていましたが、全員準備万端で、東方さんの簡単な説明を受けただけで、あっという間に使いこなしていました。皆さんの理解度の高さに脱帽です。

ソフトの基本的な使い方のレクチャーの後、各自設計を開始しました。
トライ&エラーをくり返しながら、参加者それぞれが目指す完成形へ設計図を近づけていきます。
実際に操作したことで出てきた疑問点や質問を東方さんに投げかけ、活発な質疑応答が繰り広げられていました。


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■実践② プリントをスタートさせる

各自が試行錯誤して作成したネームプレートのデータを3Dプリンターに取り込んで、いよいよ現物の作成開始です。

東方さんのサポートを受けながら、3Dプリンターの操作も各自が実施しました。
スタートボタンを押して3Dプリンターが動き出し、PCの中で設計したネームプレートが3D=実物として作られていく様子を目の前で見る瞬間は、感動的でした。

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■実践③ 出来上がりを待つ

2台の3Dプリンターで参加者全員分のネームプレートを作成していく間、皆さん自由に会場を行き来して、交流をはかっていました。
たくさん持ってきてくれた東方さんの試作品を手に取ってみたり、お互いのネームプレートについて意見を交わしたり、東方さんにヨーヨーの使い方を教わったり、3Dプリンターに関するいろいろな話題で盛り上がったりと、ファシリテーター、参加者の垣根なく、皆さんイベントを楽しんでおられました。


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■まとめ

ネームプレートは時間内に全員分、完成しました。
ほんの1時間ほど前にゼロから設計したものを現物として手にすることができ、成功した点や改善点についてその場でフィードバックできるリアルイベントの魅力を実感しました。

今回は初歩段階の体験イベントでしたが、この短時間でも3Dプリンターを活用することでアイデアを形にするまでの速度が上がり、ものづくりの可能性が広がることを実感しました。

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新しいビジネスチャンスの創出を目指す3Dプリント体験コミュニティ「ヨルラボ」は、今後も継続して開催予定です。
3Dプリンターの可能性について興味を持たれた方のご参加をお待ちしています!


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