イノベーションは特別な天才だけが起こすものではなく、身近に生まれるもの
本イベントでは、逆転の発想を体験的に理解することを目的に、講義とグループワークを組み合わせた学びの時間を提供しました。
講師である田中ちひろ氏からは「困難や『できない』という言葉の裏側にこそチャンスがある」「挑戦に年齢は関係ない」といったメッセージが伝えられ、楽しみながら発想を刺激する場となりました。
日常の困りごとから視点を変える発想法を学ぶ
講義では、イノベーションの定義やリノベーションとの違い、「何を変えるか」という視点の重要性に加え、日常の課題や制約からどのように発想を展開するかについて解説しました。
・「なぜできないのか?」ではなく「何ができなくさせているのか?」を問う思考法
・リラックスした状態が創造性を促すという考え方
・「まず話し続ける・動き続ける」姿勢の重要性
・良い意見を言う場と批判する場を分けることで発想が広がる
など、誰でも実践できるアイデア創出のヒントが共有されました。参加者はそれぞれの経験に基づき、多様な視点を得る時間となりました。
グループワークで実務に近い視点のアイデア交流
後半のワークでは、参加者自身の業務から生まれた困りごとや制約をテーマにアイデアを共有しました。
自由でフラットな意見交換の中から、「自分では思いつかなかった視点」「気づかなかった課題の捉え方」に触れる機会が数多く生まれました。
参加者からは「考える姿勢が大事だと感じた」「自分の課題をそのままテーマにできたのが良かった」との声があり、日常業務への応用がイメージできる時間となりました。
まとめ
「もっと他のアイデアも聞きたい」「継続的にこういった場で発想を広げたい」という声が多く寄せられました。
継続的に“視点を変える”習慣を育てていくことが、今後の創造力とイノベーションにつながっていく──そんな気づきを得たイベントとなりました。
株式会社ヒューマンスキル・アカデミー 代表
カレイドコンパス・インターナショナル 代表
NGO TOFA 理事長
田中ちひろ 氏
【略歴】
・日本の大手企業をはじめ、25カ国籍、60,000人のトレーニング実績をもつ。
・NLPの世界的権威ロバート・ディルツ博士から、「人とカルチャーの違いを限りなくシンプルかつエレガントに融合するトレーナー」と称されるグローバルトレーナー。
・複数の国籍が交じり合う多様なクライアントを相手に、日・英・伊の3か国語を使い、20年間にわたって国際舞台の第一線で活躍した経験を研修に応用。(ミラノ在住20年)
・人の行動と思考のもとになる思考傾向(脳のクセ)を可視化するツール「カレイドコンパス・オンラインテスト」の開発者の一人。
・思考傾向や行動パターン、国籍、性別、世代の違い等から引き起こされる、組織内の諸問題の解決、予防、異文化マネジメント、ストレスやハラスメント予防等に長年取り組む。
・2017年から有志で、タンザニアの小学校の教育支援を開始、2020年TOFAを設立。
・教育支援、雇用創出、国際交流、自然保護の4つの柱の元、活動をしている。
・マラ州セレンゲティ地区の13の小学校に教科書10000冊寄贈プロジェクトを実施中、現在までに約8000冊を完了。教育環境の整備(屋根や床)、幼稚園も一つ設立。
・活動の成果の例:
1)セカンダリースクールへの進学人数 2017年3人→2023年60人
2)大人の意識変化 子供を学校に行かせる、教室の整備、机をつくるなど
3)動物自然保護の意識も広がりつつある(密猟を減らすため)
4)現地政府、教育委員会、在日大使館、現地NGOとの連携で活動の幅がさらに拡大中。
・2023年より、日本の小学生とお絵かき交流実施中。子供たちに夢を描いてもらい、その絵を交換することによって、交流を持ち、互いを知るプロジェクトは好評。