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ものづくりの再定義と未来– 技術 × 人材 × 連携でひらく中小企業の可能性 – イベントレポート



はじめに


オープンイノベーションフィールド多摩 国分寺館の開設2周年を記念し、地域の製造業がこれからの時代をどう切りひらくかを、技術・人材・連携の視点から考える特別イベントを開催しました。
本イベントでは、スワニー橋爪社長による実践的な事例紹介と、東京大学・矢口氏による学術的な解説を組み合わせ、現場と研究の両面から“未来のものづくり”をテーマに学ぶ場となりました。


橋爪社長が語る「ものづくりを強くする実践知」


前半の講演では、スワニー社が取り組んできた

・金型設計からの工程・コスト最適化
・見える化・標準化の進め方
・現場が動く仕組みづくり


について、豊富な具体例とともに紹介いただきました。

特に、製品づくりを“工程の最適化”だけではなく、“目的を明確にした進め方”としてとらえる姿勢に、「現場で実践しやすい」「理解しやすかった」という反応が多く見られました。
橋爪社長の話を受けて、矢口氏は大学の立場から要点を補足。
技術導入や試作工程に関するポイント、デジタルツール活用の考え方などを、専門知識を背景に分かりやすく解説しました。
また、産学連携についても、企業と大学がどう役割分担するか、どこから始めると良いかといった具体的な取り組み方について、語っていただきました。


対談・質疑応答で深める「技術 × 人づくり × 連携」


後半の対談・質疑応答では以下のテーマを中心に議論が展開されました。

•    デジタルものづくりはどこで活かせるのか
(試作、治具、教育などの具体例が紹介されました)
•    現場に新しい取り組みを浸透させるポイント
(小さな成功体験を積み重ねる、目的を共有する など)
•    地域や大学と連携する際の進め方
(目標設定、役割分担、得意分野の活かし方)

専門性と実務性がバランスよく交わる内容となり、「多角的に理解できた」「技術と人材育成を一緒に考えられる内容だった」といった声が寄せられました。


交流会:業種を超えたつながりが生まれる場に


イベント終了後には、参加者・講師が気軽に話し合う交流会を実施しました。
講演内容を踏まえた質問や、自社での改善の取り組み、大学との連携相談など、さまざまな話題が自然と生まれ、会場は終始にぎやかな雰囲気となりました。



■メインスピーカー  
有限会社スワニー 代表取締役
橋爪 良博 氏

下請けからの脱却を目指し、失敗知を活かした製品改革を推進。
3D設計やデジタルモールドを駆使し、短納期・高付加価値を両立する開発体制を確立。
全国で製造業支援や講演も多数実施。


■モデレーター
東京大学
工学系研究科 技術専門職員
矢口 雄大氏

アカデミア×実務をつなぐプロジェクト教育の専門家。
製造業・技術者育成・共創プロジェクトの現場に精通し、地域連携や人材戦略に知見をもつ。


2周年の感謝を込めて
オープンイノベーションフィールド多摩は、本年で2周年を迎えました。これまで多くの企業・支援者の皆さまにご参加、ご協力を賜り、地域における「つながりが生まれる場」として成長を続けることができました。
心より感謝申し上げます。

今後も、中小企業の皆さまの挑戦を後押しするため、学びと交流の機会を充実させ、より価値の高い取り組みを展開してまいります。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。


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