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はじめての3Dプリンター体験会 ~データ作成から出力まで~ イベントレポート



はじめに


2025年12月5日(金)、国分寺館のコワーキングスペースMにて「はじめての3Dプリンター体験会」を開催しました。今回のテーマは、初心者でも安心して学べる3Dプリンターの導入体験。データ作成から出力までの流れを、実際のソフトを使いながら体験しました。


当日のプログラム


① 3Dプリンターの基本説明
3Dプリンターの仕組みや動作原理を丁寧に解説しました。無料で利用できるCADソフトの紹介も行い、参加者からは『これなら自宅でも試せそう』という声が上がりました。

② モデリングについての説明

モデリングは3Dプリントの第一歩です。今回は、クイズ形式で形を分解する練習を取り入れ、対象物を頭の中で構成する力を養いました。『難しいと思っていたけど、分解して考えると楽しい』という感想が寄せられ、学びの楽しさを実感しました。

③ スライサーについての説明

スライサーソフトの高度な機能や操作の要点について説明を行ないました。機能を使いこなすには一定の習熟が必要であり、段階的に操作を覚えていくことが重要であるというお話が先生からあり、参加者はその重要性を学びました。

④ 実機による出力実演

実際に参加者が作成したデータをプリンターで出力しました。造形が進む様子を間近で見ることで、デジタルデータが現物になる感動を共有しました。完成した製品を違う参加者の方が興味津々で見ている姿があり、体験型学習の効果を実感しました。


交流・相談


最後に、業務での活用方法や教育現場での応用について自由に意見交換を行いました。「学校で子どもたちに教えるときの工夫を知りたい」「ソフトの選び方や使いやすさを知りたい」など、実務に近い質問が多く、活発な意見交換が行われました。具体的な質問が飛び交い、参加者同士のネットワーク形成にもつながりました。


講師
3Dプリント師/YOYOMAKER/プロトタイプラボ開発アドバイザー 
東方 秀樹(トウホウ ヒデキ) 氏

FDM方式を中心とした出力ノウハウに精通。現場に即した造形アドバイスを提供。

■プロフィール
・横浜国立大学教育人間科学部卒
・ヤマハ音楽振興会に入社後、東京・神奈川の直営音楽教室、関西の特約店マネジメントに従事。
・退職後、ハードウェアスタートアップ、株式会社ニコ・ドライブで身体に障がいを持つ方のための自動車用品製造販売に従事
・同時期に3Dプリンターによるヨーヨー製作を追求する個人ブランドYOYOMAKERの個人活動を開始
 競技世界チャンピオンのヨーヨーや用品の開発を行いながら、3Dプリンターの活用普及を進めるべく不定期でワークショップを主催する
・チェコの3Dプリンターメーカー、PrusaResearch社の日本現地協力スタッフ
・2023年より、東京都中小企業振興公社オープンイノベーションフィールド多摩国分寺館プロトタイプラボの開発プロセスアドバイザーに就任
■実績
・2014年ジャパンナショナルヨーヨーコンテストファンイベントMODS部門、初の3Dプリント製作ヨーヨーで優秀賞を受賞
・「3DCAD&3Dプリンターでヨーヨーを作ろう!ワークショップ」を、東急ハンズ渋谷店や世田谷ものづくり学校などで開催
・2015年日経ものづくり主催「3Dプリントシンポジウム」にゲストスピーカーとして登壇
・ディアゴスティーニ「月刊3Dプリンター53号」に特集記事掲載
・WEBとクルマのハッカソン2017最優秀賞受賞
・2017イーストジャパンヨーヨーコンテスト1A部門に3Dプリントヨーヨーで出場
・2018年より3Dプリンターで作ったヨーヨー、グッズを商品化。FFF式の3Dプリンターで最終製品として製造し、累計10,000個以上を出荷

ファシリテーター
オープンイノベーションフィールド多摩 事業責任者 
三木 直哉(ミキ ナオヤ)
 

デザインやマーケティング領域を得意とし、企業や個人の活動を支援する立場から自身も2023年より3Dプリンターに取り組み始める。
初心者目線での3Dプリンター導入時のつまずきや勘所、楽しさや活用の可能性を自身の体験に基づいて共有。


今後もオープンイノベーションフィールド多摩 国分寺館では多摩地域の中小企業の皆様にとって有益な情報を届けてまいりますので、足をお運びください。



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